駄菓子屋探訪
今日は、子供と一緒に近所にある駄菓子屋さんへ行ってきました。
ここ、吉村玩具店は島原の霊丘地区に現存する唯一?の駄菓子屋さんで、
昔から通称「かんまち」と呼ばれています。
外観はリニューアルされ綺麗になっていますが、中は昔のまんまです。
加美町(かみまち)にあるから「かんまち」が有力説ですが、詳しくは謎。
なかなか歳をとらない店のおばちゃんが、まだ現役で頑張っています。
商品は全て消費税込の細かい価格設定なのですが、電卓を使わなくても、そろばんで素早く計算が出来るおばちゃんです。
駄菓子やくじ、おもちゃ等が売られています。
自分が子供の頃に小銭を握りしめて通いつめたお店なので
ここに来ると少年時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。
駄菓子の猫ガムやモロッコヨーグル。くじのスーパーボールはいまだに主力の商品として売られています。
棚には懐かしいものや、最近のものが時代も関係なく適当に陳列されています。
1980年代のステッカーやマグネットが懐かし過ぎます。
ノック式のボールペンで遊んだスーパーカー消しゴムや、ロッチの偽ビックリマンシール、
一大ブームの時はファミコンのカセットまでも売ってあった記憶があります。
表にはガチャガチャ(ガチャポン)もたくさん並んでいて、キン肉マン消しゴムを当時みんな夢中になって買って集めていました。
もはや、需要があるとは思えない商品がこのお店では奇跡的にたくさん売れ残っています。完全に時が止まっています。
アイドル全盛の80年代。 堀ちえみシリーズに至っては30年以上もほとんど売れずに残っています。
おもわず買ってみたくなりましたが貴重な文化遺産なので、そのままにしておきましょう。
「携帯もネットも無かったのに現代よりもあの頃の方が楽しかったよな~」
と、ノスタルジックな気持ちになれた一日でした。
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